インペラー本体は性能を追求した結果、とても鋭利な刃物のような形状をしています。トラブルシューティングなどの作業の際にはグローブなどを装着し、怪我に注意してください。 当社としては基本的に「専門店様への作業依頼」を推奨いたします。
従来品はボスの内部が中空の状態のモノばかりでした。この状態では中空部分に水流と共に流れ込んだ空気が流れ込み、キャビテーションの原因を引き起こしていたのです。そしてこの原因を克服すべく編み出したのがプロ加工です。
※特許取得済
プロパー商品の加工程度では実現不可能なインペラーの場合に、スペシャルインペラーというカタチでオリジナルの一品を製作することが可能です。
プロ加工で代表されるように、一般市販品では実現不可能なスペシャル加工インペラーを追求し続けてきたナカサンプロジェクトが、次世代の加工技術として編み出したのが「異次元インペラー(意匠登録・PAT済)」です!
今までにトップライダーより収集してきた膨大なデータを元に製作する、コンマ数秒を短縮できる究極のインペラーといえます。
排気量 | モデル | 年式 | 適合インテークゲート |
---|---|---|---|
1176cc | Ultra150 | 99-04 | KH-IG-B
¥17,600- |
1071cc | Ultra 130DI | 01-04 | (↑) |
743cc | 750SX | 04-06 | KE-IG-B
¥17,600- |
(↑) | 750SXi | 03-06 | (↑) |
(↑) | 750XiR | 99-04 | (↑) |
550cc | 550SC | 02-06 | ナカサンプロジェクトオリジナル
JS550用アクティブゲート/¥8,580- |
(↑) | 550 | 01-04 | (↑) |
排気量 | モデル | 年式 | 適合インテークゲート |
---|---|---|---|
1494cc | RXP | 04-07 | SS0205
¥19,800- |
(↑) | RXT
GTX 4-tech | 05- | (↑) |
951cc | LRV
LRV DI | 99-03 | GSX-IG-B
¥17,600- |
(↑) | GTX
GSX Ltd. | 98-99 | (↑) |
(↑) | GSX Ltd. | 97-99 | (↑) |
782cc | GSX
RFI | 99-00 | (↑) |
(↑) | GTX
RFI | 99-02 | GTX-IG-B
¥17,600- |
(↑) | GTX
PRO | 98 | (↑) |
(↑) | GTX
GSX | 96-98 | (↑) |
(↑) | XP
SPX | 97-98 | SD-IG-B
¥17,600- |
720cc | XP
SPX HX | 95-96 | (↑) |
(↑) | GS
GSI GTI | 97-00 | (↑) |
(↑) | GTI,LE
RFI | 01-05 | XP-IG-B
¥17,600- |
(↑) | GTS | 01-02 | (↑) |
650cc | XP
SPX GTX | 93-95 | SD-IG-B
¥17,600- |
581cc | XP
SPX GT | 91-93 | (↑) |
(↑) | SP
SPI | 88-96 | (↑) |
(↑) | GTX
GTS | 92-93 | (↑) |
排気量 | モデル | 年式 | 適合インテークゲート |
---|---|---|---|
1052cc | FX High Output
FX Cruiser High Output | 03- | SY0303(all FX model)
¥19,800- |
998cc | FX140
FX Cruiser | 02-04 | (↑) |
701cc | RA700 | 94-97 | YB-IG-B
¥17,600- |
(↑) | RA700DX | 95 | (↑) |
(↑) | VN700 | 94-97 | (↑) |
(↑) | SuperJet | 94-07 | (↑) |
排気量 | モデル | 年式 | 適合インテークゲート |
---|---|---|---|
1235 cc Turbo | F-12X
F12X GPScape | 02-06 | HW1-1G-B
¥17,600- |
1235cc | F-12 | 02-04 | (↑) |
排気量 | モデル | 年式 | 適合インテークゲート |
---|---|---|---|
1165cc | VIRAGE TX | 00-02 | PL-IG-B
¥17,600- |
(↑) | Pro1200 | (↑) | (↑) |
1050cc | SL/SLTX | 97 | (↑) |
(↑) | SLX 1050 | 99 | (↑) |
(↑) | SLXH 1050 | 98 | (↑) |
900cc | SL 900 | 96-97 | (↑) |
779cc | SLX Pro785 | 96-01 | (↑) |
(↑) | SL780
SLT | 94-95 | (↑) |
777cc | VIRAGE I | 02-04 | (↑) |
744cc | SL750
SLT | 94-95 | (↑) |
700cc | VIRAGE | 00 | (↑) |
(↑) | SL700DLX | 97 | (↑) |
(↑) | SL700 | 96-97 | (↑) |
(↑) | Hurricane | (↑) | (↑) |
締め付けトルクは指定の数値でしたか?
→感覚で「締っただろう」では十分とは言えません、必ずメーカー指定のトルクで締め付けてください。装着後に試乗、その後に再締め付けすることをお勧めします。
ロープや海藻・藻などがインペラーやドライブに巻き付いたことはありませんか?
→本来水だけを書き出す役割のインペラー部分に、ロープや海藻・藻をはじめとする異物が巻き付くと、想定外の負荷がインペラーに働き、緩み方向へ回る可能性が発生します。前述のようなトラブルに遭遇した際にはインペラーが緩む可能性があります。
度重なるアクセルのオン/オフをされたりしませんでしたか?
→近年のハイパワーエンジン化に伴い、通常ではエンジン回転方向へ回ることにより外れることのないインペラーに、想定外の負荷が発生するようになりました。それが「カウンタートルク(水圧)現象」です。これはエンジン回転ダウン(スロットルオフ)時や、ウェーブライディングの離水時に発生する現象です。エンジンパワーにより回転するインペラーには、エンジン動力による回転力に加え遠心力が働いています。もしその状況からエンジン回転力を差し引いた(オフにした)場合、ドライブシャフトは回転力を減少しているにもかかわらず、インペラーは遠心力により回り続けようとする状態が発生します。それまで高速で回転していたインペラーに吸い上げられてきたスコープゲートからの水流はインペラーの回転が減少することにより吐出量も減少、行き場を失った水流がポンプ内に滞り、さらにインペラーへの負荷を増すのです。この状態はインペラーを取り外す方向へとトルクがかかってしまうことになるので、インペラーが緩む要因が発生してします。
「エンジン回転数を上げて増し締め効果を発生させれば問題ない」と勘違いされるケースがありますが、その程度の締め付けトルクでは不十分ですし、緩みが再発してしまいます。これを繰り返すと「ドライブシャフトのねじ山が摩耗」したり、最悪の場合ポンプやエンジン本体を痛めてしまう恐れがあります、ご注意ください。
装着したインペラーは適正品ですか?
→モデル・機種名を確認ください。
→エンジンの仕様と適合しているかを確認確認ください。
→用途に適合した商品かを確認ください(フリースタイル用やクローズド用など)
エンジン自体は本調子ですか?
→エンジンが本来の調子を取り戻すようにしてから再度確認ください。
→冷却系等に異物が混入してエンジン不調を引き起こしていないか確認ください。
→気候の変化によりセッティングにずれが生じている可能性があります、確認ください。
→エンジンマウントなどが緩み、本来の出力が伝わっていないことがあります、確認ください。
組みつけの際に間違った取り付けをしていませんか?
→斜めに組みつけている場合があります、確認ください。
インターネットで購入したのですが
→「美品」とうたわれていても実際にはかなり消耗している場合もあります、ご注意ください。
→出品者の勘違いによる表記の場合があります、再度適合機種を確認ください。
インペラーとポンプケースとの間のクリアランス(隙間)が広がっていませんか?
→インペラーもしくはポンプの寿命時期ですので交換をお勧めします。
インペラーはそのままに、エンジンの仕様を変更していませんか?
→エンジン出力に合ったインペラーピッチへの変更が必要です。
異物混入などによりインペラーブレードが変形していませんか?
→インペラーの修正もしくは交換が必要です。
インペラーの取り付け部分が緩んでいませんか?
→インペラーを締め付け直してください
インペラー先端のシールが劣化もしくは外れていませんか?
→劣化の場合は交換、外れている場合は取り付け直してください。
エンジン自体は本調子ですか?
→エンジンが本来の調子を取り戻すようにしてから再度確認ください。
→冷却系等に異物が混入してエンジン不調を引き起こしていないか確認ください。
→気候の変化によりセッティングにずれが生じている可能性があります、確認ください。
→エンジンマウントなどが緩み、本来の出力が伝わっていないことがあります、確認ください。
インテークゲートが劣化もしくは外れていませんか?
→変形の場合は修正、損傷の場合は修正・交換をお勧めします。
ポンプに異物が混入していませんか?
→状態を確認の上、混入物があれば適時対応ください。
淡水(硬水)・海水(軟水)の違いはご存知ですか?
→水質によってインペラーにかかる負荷が変化することを覚えておきましょう。
異音はポンプ周りからですか?
→異音の発生場所を正確に突き止めるのが先決です、他の場所の可能性もあります。
組みつけの際に間違った取り付けをしていませんか?
→斜めに組みつけている場合があります、確認ください。
インペラーの取り付け部分が緩んでいませんか?
→インペラーを締め付け直してください。
異物混入などによりインペラーブレードが変形していませんか?
→インペラーの修正もしくは交換が必要です。
ポンプに異物が混入していませんか?
→状態を確認の上、混入物があれば適時対応ください。
ポンプベアリングからではないですか?
→ポンプベアリングにも寿命があります、確認ください。
装着したインペラーは適正品ですか?
→モデル・機種名を確認ください。
→ポンプ径が間違っていないか確認ください。
ポンプ側のインペラーシャフトは正常ですか?
→ねじ山が崩れている場合があります、確認のうえねじ山を修正してください。
→シャフトが曲がっている場合があります、シャフト交換の必要があります。
→シャフト径は適正かを確認ください。
潤滑剤などを塗布しましたか?
→金属どうしの抵抗がかかります、ウェアリングにはスプレー潤滑剤系・シャフトにはグリース潤滑剤系を塗布してから再装着してみてください。
取り付け時、斜めに組み込んでいませんか?
→ねじ山が損傷しています。無理に外そうとすると損傷の恐れがあります、専門店へ相談ください。
グリスを塗布せずに長期間使用してませんでしたか?
→錆や塩分で固着しています。無理に外そうとすると損傷の恐れがあります、専門店へ相談ください。
取り付け時にねじ山に異物などが混入しませんでしたか?
→ねじ山が損傷しています。無理に外そうとすると損傷の恐れがあります、専門店へ専門店へ相談ください。
締め付け時にオーバートルクをかけていませんか?
→ねじ山部分が無理な締め付けによる焼きつきで固着しています。無理に外そうとすると損傷の恐れがあります、専門店へ相談ください。
ツーリング・レース・ランナバウト用ばかり?
→とんでもありません! フリースタイルなどにベストマッチなインペラーもラインナップしてございます。が、フリースタイル用となると通常ラインナップ出来ないコアな分野となります。マシンの改造内容などの詳しい情報をご提供いただければ、ベストな1枚をご案内させていただきます。
ナカサンプロジェクト店頭にて商品の購入は可能ですか?
→ナカサンプロジェクトにご来店いただき、商品を購入することは可能です。 ですがお近くやお世話になっておられるショップ様でのご購入の方が、装着/装着後の相談・メンテナンス・トラブルシューティングなどへの対処がスムーズです。お客様の環境を考慮し、購入方法をお選びください。
外径の異なるインペラーの装着は可能ですか?
→物理的には可能ですが、とても高度な技術と知識が必要です。その道のプロフェッショナルに相談の上、ご自身の責任で決断してください。データが裏打ちされているものは別として結果は未知数ですし、時間・金銭共に必要となることを踏まえておきましょう。
ソラス社のインペラー・ポンプと、他社の製品を組み合わせて使える?
→使用可能かどうかのご返答はいたしかねます、ご自身の責任でテストを行ってください。またこれに際してのトラブルに関しては対応いたしかねますのでご了承ください。あえて回答するなら「推奨いたしかねます」ということです。
角度変更は自分でも可能ですか?また方法は?
→作業は熟練の技術が必要です。ブレードは非常に繊細なので、気軽に変更することは困難ですしインペラーを損傷させる原因になります。ご自身での作業はお控えください。また作業方法は社外秘ですので、お答えすることはできません。
インペラー本体は性能を追求した結果、とても鋭利な刃物のような形状をしています。トラブルシューティングなどの作業の際にはグローブなどを装着し、怪我に注意してください。 当社としては基本的に「専門店様への作業依頼」を推奨いたします。
インペラー(含むポンプ)は消耗部品です。使用方法や条件により劣化期間にズレは生じることがありますが、長期間の使用による性能の劣化は必然であるということを認識しておいてください。 ポンプ周りは、こまめなチェックやメンテナンスが必要な繊細部品なのです。